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コロナ禍を機としたリモートワークの浸透は、結婚・出産等のライフイベントで制限されてきた女性活躍推進の突破口として期待されています。柔軟な働き方の可能性が広がってきた今、自分らしい働き方、そして理想のワークライフバランス実現のためには、転職活動ではどのようなことを心掛ければ良いのでしょうか。

 

女性が求めるワークライフバランスの本音とは?

2019年度の内閣府の調べでは、正社員で働く女性の60%以上が「家庭生活を優先したい」もしくは「仕事と家庭生活をともに優先したい」と回答している一方、現状は「仕事を優先している」が42.8%、「家庭生活を優先している」が15.2%と、女性が求めるワークライフバランスの希望と現実には開きがあることが分かっています。また、結婚、出産などのライフイベントを機に離職する女性も未だに多く(正社員女性の約60%が結婚、第一子出産で離職)、労働環境が女性のキャリア継続の阻害になっているケースが多いことが伺えます。

 

働き方の選択肢が広がっていることを知る

一方政府主導の働き方改革、女性活躍推進法のもと、働き方の選択肢を増やす企業も年々増えてきています。多くの企業が、ダイバーシティ経営ワークライフバランス、女性活躍に重点を置いた取り組みを実施している他、コロナ禍によりリモートワーク、在宅勤務のハードルが一気に下がりました。「家庭生活を(も)優先させたい」女性にとって、働き方の選択肢が一気に広がったのです。

では、どのような企業が女性が働きやすい環境を整えているのでしょうか。

厚生労働省では、ダイバーシティやキャリアコースの多様性、女性管理職の比率など、女性の活躍推進について一定基準を満たした優良企業を「えるぼし認定」として紹介しています。認定企業は2020年6月末で1,090社あり、女性の活躍推進企業データベースで、認定企業の取り組み内容や実績を検索することができます。

また経済産業省では、主に女性の取締役、管理職推進を目指す女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として認定している他、新・ダイバーシティ経営企業100選を選出し、女性を含めた多様な人材の積極活用=ダイバーシティ推進を経営成果に結びつけた企業の取り組みを紹介するなどしています。2019年度はベストプラクティス企業として、20社の取り組み事例を公表しています。

コロナ禍により、自身にとって最適なワークスタイルで理想のキャリアを実現できるチャンスがますます広がったと考え、まずはしっかりと情報収集することを心掛けましょう。

 

職務履歴書を更新しながら、何が自分の強みなのか考える

また、近年多くの企業でジョブ型雇用が推進され、コロナ禍により「即戦力」を求める傾向も高まっています。特に、業務への姿勢や職場での立ち振る舞いが評価対象になりずらいリモートワークでは、ますますアウトプット重視のスキルが求められています。リモートワークや在宅勤務で自分時間が増えた今、自身のスキル、強みを改めて考えるチャンスと捉えましょう。

そのためには、まず履歴書・職務経歴書の作成・更新から始めることをお勧めします。自身の職歴を時系列で書き出し、そこで得た経験やスキル、自身のどのような強みが成果につながったのか、それらを言語化していくことで新しい気付きにもつながりますし、採用面接時の回答の材料にもなります。仕上がったあとは、応募企業に合わせてカスタマイズすれば良いのです。

「自分にアピールポイントなんてないのでは?」と感じても、私たちのような第三者から見れば「こことここが十分あなたの強みです」、というのはよくあることです。転職エージェントなど第三者のサポートも積極的に活用しましょう。採用企業は、派手な成果ばかりを応募者に期待しているわけではありません。それよりも、日々の業務であなたがどんなことを大切にし、どのような問題意識を持ち、成功のためにどんな工夫しているのか、あなた自身の言葉で語れることが大切です。

 

オンライン耐性を身に着ける

例えば営業職の場合、フィールドセールスからインサイドセールス重視の傾向が高まっています。それは、直接現地に赴く従来の営業スタイルでは人材不足や女性の定着率低下につながりかねませんが、インサイドセールスは内勤型で在宅勤務可能なケースが多く、企業も積極的に女性を採用しています。インサイドセールスではオンラインで商談を完結したり、見込み顧客をきっちりと管理できたり、内勤でもPDCAがまわせる人材が求められます。SaaS企業の多くは、ザ・モデルという書籍でマーケティング・営業体制を参考にしていることもあり、オンラインでの営業活動や在宅勤務に積極的です。

withコロナ時代、ますますオンライン化の推進が予想されます。採用面接もオンラインが主流の企業も増えています。最低限のITリテラシーとともに、オンラインでのプレゼン能力などのスキルが必要となると心得ましょう。

 

まとめ

企業にとっても、家事や子育てにより多くの時間を割くため短時間で業務を処理し成果をあげる意識が高い女性は、これからの時代企業が求める生産性の向上に適した人材であると言えます。理想のワークライフバランス実現のための選択肢が広がりつつある今、今までの固定観念にとらわれず、別の角度から自身のキャリアやライフプランを見直したり、自身の価値観に合った企業や職場環境を求めるための情報収集を怠らないようにしましょう。

同時に、withコロナ時代は企業に依存しない自律したスキルや経験値が求められます。今後は、自身の市場価値を高めるための自己投資やキャリアプランを見据えた働き方を心掛けると良いでしょう。私たちエイペックスも、コロナ禍をきっかけに働き方を変えたい、仕事に対する価値観が変わった、という女性求職者の方にお会いします。ワークライフバランスを考えることは、自分らしい生き方を見つけることにつながります。不確実な要素の多い今だからこそ、改めて自身の働き方を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

職場でのジェンダーインクルージョンに関する意識調査(2020年度版)はこちらから:

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