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コロナ禍の影響で、中途採用をオンライン面接にしている企業が多くなっていますが、最終面接までオフィスに行くことなく内定をもらったという話も珍しくなくなりました。そして今、AIの導入などにより採用プロセスはさらにデジタルによる合理化が進んでいます。

 

動画(ビデオ)面接により候補者スクリーニングを効率化

各企業でオンライン面接が盛んに開催されていますが、オンラインといえどもそこにはやはり「人」が介在し、採用担当者の時間と労力が伴います。また、テレワークが実施されている企業では、面接官がそれぞれリモートで仕事をしているため、面接日程の調整もリアル面接よりもスムーズにいかないケースが増えています。

そのため、オンライン面接をすべて自動化し、面接動画を人事や採用部門で共有するという手法が選ばれ始めています。

具体的な流れとしては、まず好きな日に「指定されたURLにアクセス」し、本人確認後「会社説明や業務説明等の動画」を閲覧したあと、「採用試験をシステム上で実施」します。その後、動画内で面接官が質問するので、その質問に対し「指定時間内で回答し、その録画データをシステムから送信」することで完結します。

こうすることで、企業側は送信されてきたデータをいつでも好きな時に確認し、担当ごとに評価をしあって採用判断をすることが可能となるわけです。

 

AIに採用可否の評価をさせる企業も

各企業の採用担当者が動画をもとに合否を判断するというのはそこまで新しい手法ではありませんが、ここ最近は、AI(人工知能)を使って動画を分析し自動で合否を決定するという企業が増えつつあります。

例えば、ソフトバンク株式会社では今年5月末から、新卒採用選考において動画面接の評価にAIを導入しました。これは、熟練の採用担当者の観点を学習させた動画解析モデルに提出された動画を読み込ませ、AIが合格基準を満たすと判定すれば選考通過となる仕組みです。AI採点においては、候補者の面接に対する姿勢や受け答えの時間、目線の位置や笑顔等があらかじめ好ましい人物像として設定されていることが想定されますので、候補者もそのつもりで動画面接に臨まなければなりません。

これから先の労働人口の減少を鑑みれば、採用にかかるコストや労働力の削減に繋がる動きは促進されることが予想されますが、このコロナ禍の影響で一気に加速した感があります。

 

オンライン面接だけで内定を出す企業も

このように、ここ最近の採用プロセスは合理化の流れが加速していますが、さらに最終面接までオンラインで実施し、内定を出す企業も出てきています。実際に会社に訪問せずオンラインで完結するなんて…と思う方もいると思いますが、遠隔地に住んでいる場合や移動に困難が伴う候補者の方にとっては好ましい傾向と言えるでしょう。動画でも会社説明や実際質問をしている面接官はその企業の方であることが多いので、社風等はその際に掴むことになるかもしれません。

これからはオンライン面接や動画面接のために、普段から面接を意識した受け答えや笑顔をしっかりと身につけておくことが重要です。ちなみに、オンラインにおける表情や受け答えの仕方は、気持ちのうえで通常の1.21.5倍くらいオーバーに表現しないと伝わりにくいでしょう。逆に、ゼスチャー等は控えめに。全く入れなくても違和感がありますが、胸から上しか映らないオンライン面接では、ゼスチャーを多く入れるとオーバーに感じ不快感を与えることもあります。通信回線を通すと、音声も少し低く聞こえがちですので、少し高めの音(ドレミファの「ソ」の音くらい)で、かつ、快活に話しましょう。

 

変化する環境に対応できることが求められる

近年のデジタル化の進歩は目覚ましく、これは採用活動に限ったことではありません。これまでにない新しい面接や採用手法が導入されるようになっても、いつの日かそれが当たり前になる日がきます。常に変化する環境にも柔軟な対応ができるよう、できることについては今からすぐにでも準備しておきましょう。

 

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