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近年需要が高く求人募集の多かったIT人材ですが、コロナ禍による景気後退の影響か、その転職市場に変化が起きているのをご存じでしょうか?需要は引き続き見込まれますが、求められる人材像が変わってきています。2021年のIT業界での転職市場の動向を確認し、ぜひ自身の転職成功を目指しましょう。

 

引き続き売り手市場だが、即戦力が条件に加わってきている

IT業界は深刻な人手不足という状況は変わっておらず、引き続き売り手市場であることに変わりはありません。少子化による労働人口減とそれを補うためのITによる業務の効率化。今後の生き残りをかけて必要不可欠なDXの推進。いずれもIT人材が必要とされる分野であり、近年の継続的な傾向を引き継いでいます。

しかしながら、昨年からのコロナ禍でIT人材を欲する企業側は体力を奪われています。以前であればポテンシャル採用も多かったのですが、未経験者からの募集が以前に比べて減ってきています。長い目で人材を育てる余裕が無くなってきており、即戦力を求める傾向が出ているのです。

反対に、IT業界でも高いスキルをもった即戦力人材は転職しやすい状況が続いています。最新技術ではなくとも、Javaなどのシステム開発プロジェクトに精通したプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーは今後も高い需要が見込まれます。

 

AI、データサイエンティストなど先端技術の分野で需要が高まる

スキルの希少性が高い先端技術者はどこでも人手が足りておらず、今後も需要は高まっていくでしょう。特に、AIエンジニアデータサイエンティスト、IoTやスマートファクトリーを実現できるエンジニアなど、先端技術を擁するスキルセットを持つ人材が歓迎されています。これらは学習コストがかかるスキルであるためその習得は容易ではありませんが、トレンドが続く限りは安定して仕事を探せるスキルとなるでしょう。

 

DX推進人材は引く手あまた

今年IT業界で転職を考えたいのであれば、外せないキーワードがDXです。2025年の崖問題に加え、新型コロナウイルスの流行による景気の停滞、低迷で、企業にとってはDXの推進は一刻も早く実現しなければならない課題となりました。その一方で、DXの実現の形は企業ごとに違うもので、DX推進のための組織作りから取り組まねばならず、そのための人材が不足している企業が大半です。

DX推進に向けた人材の確保が企業の命題となっており、多方面のエンジニアが必要とされています。IT技術のスペシャリスト、業務に精通したエンジニア、現場との間を繋ぐエンジニアなど、多様な人材がDX実現の過程では必要となります。DX専門部署の立ち上げが行われることも多く、ITストラテジストのように経営面からDXを検討できる人材の需要も高まっています。DXという大きなプロジェクトを推進するためのCDOなどのポストを作る企業も増えてきています。

話をDXに限っても、DX推進のための統括者、DX推進部門で会社全体の最適化を考える担当者、DXを技術的に支えるエンジニア、各現場でのDXと業務を繋ぐ担当者という具合に、様々な人材が必要とされているのです。

 

終わりに

ニューノーマルと呼ばれる時代が始まり、経営サイドもIT活用の推進、業務の効率化、DX推進の必要性に注目しています。企業にとって厳しい波にさらされる状況は、IT業界での転職を考える人にとっても考慮すべき要素です。即戦力で働ける高いスキルを持った人材にとっては、転職先も多く選ぶことができる機会と考えられます。一方で転職を考える場合には、転職エージェントなどを活用しながら転職先の今後の動向もきちんと見据える必要性が高まっているといえるでしょう

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