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転職や異動が相次ぐこの季節。特に管理職として入社する初日は部下の期待値が一番高まっているタイミングです。転職初日の挨拶が好印象であるほど、良い人間関係を築くきっかけになり今後の仕事のしやすさにも影響してきます。初日から好スタートが切れるよう、こちらを読んでぜひ好印象を与えられる挨拶を準備しておきましょう!

 

どれくらいのボリュームで話せばいい?

入社初日は多くの企業で、朝礼時や朝一番のミーティングで挨拶を求められることになります。

そのため限られた時間であることを意識し、一番相手の印象に残るエピソード1つを中心に手短に終わらせるようにしましょう。ただし、30秒もかからない程度ではほとんどエピソードトークは出来ませんし、管理職として少し頼りない印象を与えてしまうかもしれません。時間は30秒~1分程度を目安に、事前に練習しておくと良いでしょう。

朝礼の後、部門やチームで改めて自己紹介の場が求められることもありますので別バージョンも考えておきましょう。その際はもう少し話を広げて挨拶できるよう、3分以内程度の挨拶になるようエピソードトークをまとめておきましょう。

 

管理職は何を話せばいいの?

転職の場合、採用面接や入社準備の段階で新しい企業の人事部の方や直属の上司とはだいぶ意思疎通が図れている状態かもしれません。ただしそれ以外の人、ましてや自分の部下になるメンバーとコミュニケーションが取れていることはまず少ないでしょう。社内異動の場合も、なんとなく知っている人はいるものの、気心知れた人は数える程度…ということが多いのではないでしょうか。

では、何についてスピーチをすれば良いのでしょう?「自分のことをほとんど知らない人に、自分の何を知ってほしいのか」という部分に着目して考えると良いのですが、だからと言って趣味や個人的に興味があることだけを話して終わりにするのはスタッフレベルまでです。

自分の上司となるあなたに、部下たちは自分と同じように期待と緊張が入り混じった状態であなたの話に耳を傾けるはずです。

そのため、管理職の挨拶であれば以下のようなことについて話せるようにしておきましょう。

 「自身のキャリアで最も印象的と思われるエピソード」
 ②「なぜ今のポジションに就いたのか、このチームでの目的、目標」
 ➂「それを達成させるための熱意」(入社初日の印象、自身のことなども○)

 

①「自身のキャリアで最も印象的と思われるエピソード」

これについては、例えばこんな話ができるはずです。

  • これまでどんな仕事をしてどんな経験を積んできたのか
  • これまでどんな企業で、どんなプロジェクトを経験したのか、成功事例や失敗事例で学んだこと
  • 過去にどんな仕事をして、管理職としてどのようなマインドを持って働いていたのか(特に、専門知識や人材育成の部分について語れると良いでしょう)
  • 過去どんな組織で働いていて、部下や同僚からはどんな人だと言われていたか

チームの人たちは、あなた自身がどんな仕事をしてきてどんな人となりなのか、非常に興味を持って話を聴いているはずです。そのため独りよがりの自慢話にならないように、部下たちが最も興味を持つであろうエピソードを中心に話せるようにしましょう。だらだらと時系列で経歴を披露しても退屈なスピーチになってしまいます。

 

「なぜ今のポジションに就いたのか、このチームでの目的、目標」

あなた自身のキャリアや経験について語ったところで、「頑張りますのでよろしくお願いします」で締めくくってしまってはちょっと残念な印象です。

その話を踏まえて、

  • なぜこの会社に転職してきたのか
  • このチームで何を達成させたいのか
  • 将来的にどんなチーム像を目指しているのか
  • 新しいチームでどのようなマネジメントをしたいと思っているのか

などを端的に語れるようにしましょう。後日1on1などで、それぞれのメンバーと今後の目標や期待値などを話し合うとは思いますが、最も印象に残る最初の挨拶で部下が未来を描けるような話ができると、何のためにこの仕事を依頼するのかなど目的が明確になり今後の部下とのコミュニケーションも取りやすくなります。ただし、トップダウンの印象を持たれては逆効果です。あくまで謙虚に、みんなに教えてもらいながら、もしくはみんなで一緒にという姿勢は保てるようにしましょう。

 

➂「それを達成させるための熱意」(入社初日の印象、自身のことなども○)

自分自身のこと、新しい仕事での目的を語ったあとは、その熱意も伝えるようにしましょう。あなた自身がとてもやる気にあふれ、目標達成意欲の高い人だと思われることは大事です。

やる気の伝え方はそれぞれですが、例えば入社初日の印象を盛り込んで、

「ポジティブで活気のあるチームだと聞いていましたが、今日みなさんとお会いしてそのとおりだと思いました。このチームならきっとやれると思います!」

「本日はみなさんから積極的にお声掛けいただき感激いたしております。この素晴らしいチームでぜひ目標を達成して、年末にはみんなでお祝いできるように一緒に頑張りましょう!」

などと話しても良いでしょう。誰でも自分を褒められるのに悪い気はしません。ただし媚びないようあくまで自然に、です。

また、自身を印象づけるために、

「イントネーションでお分かりかもしれませんが、自分は東北出身ですのでとても粘り強い性格をしています。どんなに高い目標でも最後まで諦めず、チームのみんなで必ず達成したいと思っています!」

などと、あなたのキャラクターと絡めて話をしてみるのも良いと思います。

もちろん仕事の話は別として、

「実は、休みの日は△△が趣味で、仕事のことも忘れて夢中になることもあります。このあたりは、追々皆さんと仲良くさせていただきながらお話してければと思います。」

などと、あなたがどんな人なのか想像力が広がるような話もしても良いでしょう。

 

 ただ話せばいいわけではない!

さて、入社初日に話すべき内容をいろいろとお伝えしてきましたが、内容と同じくらい、いえそれ以上に大切なのが「非言語的コミュニケーション」です。人間のコミュニケーションは、言葉以外の部分で93%の印象が決まってしまうとも言われるくらい大切な要素です。せっかく転職を成功させて入社してきたわけですから、大事な日の挨拶で好印象が残せるようスピーチでは以下の点に注意しましょう。

  • 清潔感のある身だしなみで(服装、髪型など)
  • 常に自然な笑顔で
  • 明るくハキハキと
  • 「えー」「あのー」などの表現を控えて
  • オーバーにならない程度にボディランゲージを踏まえて(特に立って話している場合)
  • 早口にならないようゆっくり目に
  • アイコンタクトを取りながら話す

 

アイコンタクトを取るのが苦手という方は、「アルファベットのZ」を意識して話をしてみてください。目線をアルファベットのZを描くような気持ちでゆっくり左側から右側に動かし、次の句読点でまた新しいZを描くと、視線を合わせずとも目の前にいる人たちに向かって話していることが伝わります。早口で話していると目線も早くなってしますので、口調と目線の流し方が同じくらいのゆっくり目の速度が理想です。

鏡を見て、きちんと伝わるか、笑顔のチェックとともに事前に練習しておくと良いでしょう。

 

初日からオンライン出勤だった!

企業によっては、テレワークのためオンライン上で初日を迎えることも珍しくなくなってきました。オンラインでも話す内容はリアルと同じで良いですが、あまりボディランゲージをしすぎると落ち着きがない人と捉えられるケースもあります。

笑顔をいつもより多めにモニターを見ながら話しつつも、句読点ではカメラに視線を合わせるということを念頭にスピーチしましょう。

他の人が話す場合は頷きや反応を多めにすることを心掛けておくと、傾聴しているということがわかり印象が良くなります。

 

何事でもそうですが、最初の一歩はとても肝心です。でも万が一失敗してしまっても、逆に初日ですべてが決まるわけではありません。その後の仕事ぶりや人柄で十分にリカバリーが可能です。

ぜひあまり緊張しすぎず、未知の環境を楽しんで笑顔を忘れずに新しいキャリアをスタートさせましょう!

 

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