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ここがポイント

6割以上の日本人は「食塩非感受性」です。いくら減塩しても、それだけでは高血圧を改善するのが難しいタイプなのです。 

 

血圧と塩分の関係

スーパーの食品売り場には、「塩分控えめ」「塩分カット」をうたった商品がたくさん並んでいます。血圧が気になる方は、ついついそういう商品を手にとってしまうことでしょう。

でも、残念ながらほとんどの人は、塩分を控えたところで、血圧を下げたり安定させたりということにはつながりません。実は、人には血圧が塩分に敏感に反応するタイプと反応しないタイプがあり、前者は「食塩感受性」、後者は「食塩非感受性」と呼ばれています。そして、ある研究では日本人の6割以上が食塩非感受性。すなわち、いくら減塩しても、それだけでは高血圧を改善するのが難しいタイプなのです。

 

健康な人が気をつけるべきこと

健康な人で排出機能がちゃんと働いているのであれば、多少塩分を摂りすぎようとも、体に不要な塩分は尿とともに排泄されていきます。ですから、そんなに神経質になる必要はないのです。

むしろ、健康な人が過度な減塩をするのは、注意しなくてはなりません。人間の体液は水と塩のバランスで保たれているといってよく、塩は人間の生命維持機能に重要な役割を担っています。無理に減塩すると、塩分不足から疲れやすくなったり気力が落ちたりすることもありますし、とりわけ発汗によって大量の塩分が失われる夏は、水分とともに塩分補給を心がける必要があります。

そもそも「日本人に高血圧が多いのは、塩分の摂りすぎが原因」と言われたのは戦後まもなくの頃。以来何十年もかけて国を挙げての減塩指導が行われ、その結果、日本人の塩分摂取量は大きく減りました。しかしその反面、高血圧疾患者は一向に減ることはなく、現在でもおよそ3000万人もの患者がいるとされています。

この事実が何より明白な証拠です。いいかげん、私たちは冤罪を認め、塩を無罪放免してあげてもいいのではないでしょうか。

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