エイペックスブログ

effect of hotsprings.jpg

ここがポイント

温泉の正しい入り方を心得ていない場合、健康を害することがあるので注意しましょう。

 

医学的見地からの温泉と健康

温泉につかるのは、本当に体にいいことなのでしょうか。

よく脱衣所などに、「神経痛やリウマチ、胃腸病によい」などといった効能書きが貼られていますね。しかし、医学的な見地からすれば、効能を裏づけるような信頼性のある調査や研究が行われていないケースがほとんどです。

数々の効能は実証性のある話ではなく、「昔から○○に効くと言われている」というくらいに考えておくほうがいいのです。

 

間違った入浴方

それと、問題なのは入浴の仕方です。

たとえば、1泊2日の旅行で温泉へ行ったとしましょう。こういう短期間の旅行だと、「到着後すぐ」「食事前」「食後」「寝る前」といったように、ここぞとばかりに何度も温泉につかる人がいます。でも、これは大変危険なことです。

温泉につかるのは、1日2回以下にとどめておくほうが無難でしょう。入浴は心臓や胃腸などの内臓に負担をかける行為ですし、血圧にも響きます。とくに、冬場の露天風呂など、外気温と湯温の差が大きいときには注意して入らなくてはなりません。

また、旅行などで温泉へ行くと、ハメをはずし、深酒をして大騒ぎなんていうのもよくあるパターンです。酔いや疲れを残したまま温泉に入ってはいけません。なかには、露天風呂にお酒を持ち込んで、お湯につかりながら一杯なんて人もいるようですが、これはわざわざ体を危機にさらしているようなものです。

いかがでしょう。このように考えると、健康のために行っているのか、それとも健康を害しに行っているのか、なんだかよく分からなくなってはきませんか?

そもそも温泉とは、長期滞在をして、ゆっくりと骨を休めながら何日も続けて入浴するからこそ、効果を発揮するものです。少なくとも3~4日は滞在しなければ、「湯治」の効果は期待できません。それ以下の短期滞在は、単なる「気分転換」と考えたほうがいいでしょう。

しかも、日頃の疲れを癒して「気分転換」ができるならまだしも、あわただしいスケジュールのなかでとんぼ帰りの旅行では、かえって心身にストレスを溜め込んでしまって、逆効果を招いてしまう可能性もあります。

 

理屈抜きで、温泉は気持ち良い!

もっとも、やはり「それでも温泉に行きたい」という人は多いでしょうね。

日本人は温泉が好きですし、温泉につかるのが気持ちのいい行為であることは、疑いようがありません。そして気持ち良さが精神の安定をもたらすでしょう。

「健康に対する効果」をああだこうだと、あれこれ細かい詮索をするのは無粋なのかもしれません。ぜひ、正しい入り方を心得て、十二分に温泉を満喫するようにしましょう。

 

New call-to-action


Prev Next