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エイペックスの創業メンバーでありベテランリクルーターでもあるカーティス・ジョーダン。今回は彼が、上級管理職や役員といったリーダーレベルの職種に応募されるエグゼクティブに向けて、面接準備にぜひ取り入れていただきたいポイントをお話しします。彼が大事だと思うリーダーシップ要素について、どうぞお読みください。

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私は何年にも渡り、企業様サイドと転職希望者様サイドのエグゼクティブと一緒にお仕事させていただいております。そして数多くの方々が社長、総支配人、カントリーマネージャー、部門責任者といったリーダー職に就かれるお手伝いをさせていただきました。今回は、これからそのような上級管理職に応募される方に向けて、面接準備に役立つヒントをお伝えさせていただきたいと思います。

皆さんご存知の通り、上級管理職には会社全体を正しい方向へ導きリードすることが求めらるため、必要不可欠なスキルはリーダーシップ力です。まずはそこからお話ししましょう。リーダーシップ、と一言で言ってもたくさんの要素が含まれているため、ここでは面接準備に向けて3つの要素に絞ってお話ししていきます。下の項目をご自身のスタイルや性格、ご経験に合わせてカスタマイズし、それらを面接の中で自然にアピールできるよう準備してみてください。

 

経験

業界経験であれ、商品に特化した経験であれ、多岐にわたるリーダーシップ経験であれ、あなたが豊富な経験をもとに人を正しく導いていける人であることをチームや関係者たちに認識してもらう必要があります。

業績を具体的にアピールする

候補者様が職務経歴書を作成される前や面接準備時に、業績と経験は具体例を用いて述べるようにと必ずアドバイスしています。事例を使って説明するのが一番簡単ですが、具体例が見つからない、経験をどうやって効果的に伝えればよいかわからない、という場合にはSTARメソッドを使って準備するのが便利です。

STARメソッドを使用した面接準備については、
こちらの記事に詳しく書かれています

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あなたはこれまで何をしてきましたか?何ができますか?

過去の業績や経験を伝えるのは重要ですが、これは応募するポジションにあなたが適しているかを判断するための材料にしかすぎません。エグゼクティブが本当に求められているのは、新しい会社に入社してすぐに会社に影響力を与え、貢献する事です。ですから、その力を持っていることをしっかりアピールする必要があります。まずはこれまでの業績をリストアップしていき、新しい職場でも似たような業績を生み出すことが可能なのか考えてみましょう。過去の全ての業績が次の仕事に関連するとは限りませんので、どの業績が次の仕事につながるというアピールになるか、このやり方で特定できるようになります。またここは、あなたが過去の失敗を通して何を学んだのか、どうやって良いリーダーに成長したのかをアピールできるタイミングでもあります。しかし、ここでは短くシンプルに述べる程度にしておきましょう。学ぶことはリーダーシップの一部ですので、不完全であった自分を認めて伝えることで成熟、謙虚さ、柔軟性を示すことができます。どの例を使うかは戦略的に考えてください。過去に失敗したからこそ多くを学び、今の成功につながっているという流れで説明すると効果的でしょう。

他者の経験を尊敬し、利用させてもらう

優秀なリーダーはまず話をよく聞いて状況を把握し、それから初めて行動を起こします。これは上級管理職に就いて新しい任務をスタートする際に非常に大切です。まずは組織をよく観察して歴史や現状を知ることで、情報が増えて効率が上がり、新たな戦略や構想が練りやすくなります。

するべき!

  • これまでの経験は、応募するポジションに直結するものに絞って例に出しましょう
  • 数字や図などを上手く使って職務経歴書に業績を記載しましょう。面接官があなたの業績に注目すれば話を持っていきやすくなり、あなたがそのポジションにいかに最適かをアピールしやすくなります。面接官があなたの豊富な経験に気づくチャンスを高めましょう。

してはダメ!

  • 面接官があなたに直接聞いてこない限り、経験を話しすぎるのは避けるべき。事例やSTARメソッドを使って準備万端で臨んだとしても、面接官が聞いてもいないのにペラペラと話してしまうと、印象が悪くなってしまいます。

履歴書にどのように業績をアピールさせるべきか、
こちらの記事を参考にしてみてください

 

エンゲージメント

リーダーシップの成功とエンゲージメントは直接関係します。チームメンバーと日ごろから関わり、仕事内容だけでなく働き方や考え方、性格、置かれている状況などをきちんと理解し、あなたと部下が一体になること(エンゲージメント)は非常に重要です。これで苦しい状況が訪れた際も、まるでスピードボートを操縦するかのようにスムーズに切り抜けられるのです。部下たちの信頼があれば、何か決断する際にも効率的かつ頑として下すことができ、リーダーがいろんな可能性を考えてしっかりと考えてくれたのだろうと部下も信じてくれます。リーン思考を取り入れている企業では特に、上層部だけがやる気になっても成功できず、企業全体が上を信頼しやる気になっているエンゲージメントされた状態でなければ成功はありません。

優れたリーダーはどうやってアクションを促すか(How great leaders inspire action)、というサイモン・シネック氏の有名なスピ―チで、彼は「なぜ」を伝える重要性を語っていました。エンゲージされているリーダーはまさにこの必要性を理解しているのです。その行動が「なぜ」必要なのかを伝えれば、部下たちもその仕事をしている意味を把握でき、変更点などがあっても前向きに対応できるのです。エンゲージされたリーダーは謙虚さを武器に目標達成へコミットします。その反対のリーダーはプライドが高く、アジェンダに合わない事柄は却下し、最終的に組織内の分裂を引き起こします。

するべき!

・エンゲージメントがどう社員の士気を高めて目標に向かって突き進んでもらえるのか、上層部と社員との階層的な壁をどのように壊せるのか。それらを考えながら行動するようになれば、社員はあなたを信頼し、彼らもあなたからの信頼を感じるでしょう。

・エンゲージメントを売上高と収益に関連させて考えましょう。短期えも長期でも、エンゲージメントは投資収益率(ROI)に大きく関わってくるので、念頭に入れて計画し動きましょう。

してはダメ!

エンゲージメント・プロジェクトは自分だけで抱え込んではいけません。エンゲージメントが社内全体に浸透するためにも、他の人に指揮を執ってもらいましょう。その際は、このタスクの重要性をしっかり説明するのを忘れずに。これは経営人や上層部だけがやる気になっても意味がないのですから、あなたにやる気や情熱があったとしても、ここは身を引いて他の人にリードしてもらいましょう。

 

共感

共感することは効率的なリーダーシップの鍵です。共感は、指導スキル、効率、決断力、全体のパフォーマンス向上に関連します。部下にとって何が大切なのか、どうすればベストな状態で働けるのか、何か問題を抱えていないか、弱みは苦手な事は何か、理解しようとしていますか?暗い顔をしている人の心に入って、悩みを聞いたりアドバイスしたりできるタイプですか?共感は、あなたのチームメンバーにだけでなく、顧客や取引先、ネットワークの人達全てにおいて大切です。

するべき!

  • あなたの部下との関わりや状況について話し、「組織内の実情をきちんと把握している上司」という空気を出しましょう。そうすれば面接官に、あなたが信頼できる人間で部やチームを任せても安心だと思ってもらえます。
  • 面接官の話は遮らずにしっかり聞きましょう。受ける会社の立場に立って状況把握し、あながたどのような価値を与えられるかを考えながら話しましょう。

してはダメ!

  • リーダーシップよりも友情や人徳を重視しているように誤解されてはいけません。人間関係には一線があることを理解しながら、説明しましょう。
  • 部下が置かれている状況について、「私はこんなに深く共感・理解してるんだ!」と大げさ伝えるのは避けましょう。例えあなたが10年、20年前に同じ境遇にいたのだとしても、あながたその人の気持ちや状況を100パーセント理解しているわけではないのです。経験を伝える時には飾りすぎず正直に伝えるようにしましょう。

最後に

リーダーには、全員には納得してもらえない厳しい決断を下す場面も多々あります。しかし優秀なリーダーは自身の決断を固く信じ、必要があれば不快な話し合いにも応じ、自信をもって変革できる人です。人と共感でき、経験が豊富で、社員とエンゲージできるリーダーは、たとえ厳しい状況でもチームをまとめ、モチベーションを上げることができます。面接の際は、これらの要素を頭に入れながら準備してみてください。今回はエグゼクティブ向けに書かれていますが、これらの要素は役職に関係なくどのような方にも取り入れていただけます。

あなたはリーダーとして、共感、経験、エンゲージメントを日々どのように取り入れていますか?下のボタンからコメントを残し、ぜひお考えを聞かせてください。または、上級管理職の面接準備をされたい方もぜひ直接私までご連絡ください。

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